そして、宝探しゲームは始まる。
私たちは結構最後らへんだった。
皆、何が起こるのかわからない。
ちなみに、三つの宝があるらしい…
全部集まったら、皆のところに
戻るのではなく、体育館に行くらしい。
私たちは地図を渡された。
「楽しみだねっっ」
私はウキウキしながら、言った。
風くんは苦笑しながら…
「だね。…でも…」
と、言葉を止める。
私が首を傾げると…
「灯りは全部消してるらしいよ?」
…
「…うそ…。」
く、暗闇の中で探せっていうの?!
楽しみだった心は、一気に沈む。
「懐中電灯は?」
「ない。だから、はぐれたら終わるよね…」
てことは…微かな光に…
宝を探して…一人になったら…
うぅ…やだな…
私の肌は鳥肌になってしまった。
私は肌をこすりながら、風くんの服を掴んでしまう。
「え…」
と、まるで不意打ちでもくらったような感じだった。
「置いていかないでね??」
私は、必死に言った。
風くんは私の顔の前に手を出し…
「ちょ、ちょっと待って…」
そう言ってきた。


