極上-甘すぎ彼 Ⅱ




しばらく早歩きだったが


ゆっくりと風くんは止まる。










結構、皆とは離れた。







柔らかな風が吹くと同時に風くんは私の手を離す。


「ふぅ…ごめんな?急に引っ張ったりして。」









なんでだろう…




胸のざわめきが消えない。



「大丈夫だよ。」



そう言うと、風くんは安心したのか

ホッと胸を撫で下ろす。






「で…話…あるんだよね?」


私は本題に入ろうと
自らそう言った。







風くんは…

「いや…まぁ、あるんだけど…」



「…?」




急に、顔を俯かせてそう呟く。









「いや…冬真のことについて聞きたくて…」






そう言うと、風くんは喋るのをやめた。







冬真のことについて…って?





なんだろう??










「風くんは何が聞きたいの??」






私がそう問えば



「なんであんな冷たかったのに…今は、あんな生意気になった…とか??」




風くんはそう応える。















うーん…



「私にはあんまり、分からないけど…冷たくなくなったのは、私と付き合ってからかな…?」





「周囲には結構、最近だし…」





風くんは、

「ふ〜ん。」と。