そして、いきなり冬真はこんな事を言い始めた。 「そんな目で見ないでくれる?お風呂上がりってさ、一番色っぽいんだよね。」 「え…」 冬真は自分の親指で私の唇をなぞる。 その行為に私はひどく心臓を鳴らした。 私は…本人には言えないけど… そう言う冬真の方が色っぽく見える。 「おーい、藤堂、いくぞー!」 クラスの男子に呼ばれたようで… 「じゃあな。」 そう言って、私の頭をポンと置いてから 去ってしまった。 今日も冬真の好きが募った。