「顔赤い。」
そう指摘され、私はもっと顔を赤くさせる。
冬真はなぜかニヤニヤする。
「さっきの続き、したいんだ?」
そう聞いてきた。
私は首をふるふると振る。
「ち、ちがっ…!」
私は否定する。
だけど、冬真はぷっと吹き出す。
「冗談。」
甘い声で私の耳に囁いた。
「んもうっ」
私はそっぽを向く。
もう話してあげないんだから…!
私は心の中でそう決め、窓を向く。
「…。」
でも、意外にも冬真は話しかけてこない。
あ…何、私は期待してるんだろう…?
自分で言っといて期待は…
ないよねぇ…
私はあまりにも窓の景色が飽きたため
冬真も話しかけてこないし…
バスもあと、三十分くらいで
泊まるところに着くし…
私は視線を冬真に戻す。
冬真は…
「寝てるし。」
私は、はぁ…とため息を漏らす。
とっても寝づらそう…
私は仕方なく、冬真を私の肩にひきよせ
寄りかかる感じになった。
なんか結構寝てるし…
疲れてるのかな…
私は一人で笑ってしまう。
冬真の体温を感じながら
私も眠りに落ちたーーーーーー…


