最後に目的地についた時…










冬真が私の耳に呟いた。













「最高の思い出にしような。」






それから私より先にバスから出た。












私はそれだけでにやけてしまった。














もちろんだよ…









冬真がいるから



もっと楽しくて最後の修学旅行だから悲しいけど…












最高で幸せな思い出にしたい。












私はカバンを持ち、冬真の背中を追いながらバスから出た。