俺はようやく教室につく。
…舞、おいてきちゃった
はぁ…
こんな男じゃ、いつか嫌われるかな…
色々、頭の中で考えを巡らせていると…
パコンッ
「いっ…つ…」
誰かに頭を叩かれる。
「あ…夢井に木茂火。」
てか、夢井のオーラが恐い。
「どうし…「藤堂!ここで何やってるの!?」
いきなり怒鳴られた。
「座ってる。」
冷静にこたえる。
「今、窓から見たんだけどさ舞、誰かに絡まれてるよ?!」
木茂火 沙楽(こもび さら)が騒ぐ。
昨日、睨み合ってた木茂火の姉だ。
夢井っていうのは
夢井 鈴(ゆめい すず)。
この2人は舞の大事な"親友"。
こんな事してる場合じゃない。
俺はすぐに教室を飛び出した。
窓から見える場所つったら、掲示板らへんだな。
俺は息が切れながらもそこまでたどり着く。
「はぁ…っ」
いた。
一人の男子に絡まれているようだ。
あいつ…
涙目だし…。
俺はすぐに駆け寄る。
「おい。その手を離せ。」
その男は舞の手を掴んでいたから
俺は舞の手とそいつの手を離す。
「あ~なんだぁ~彼氏持ちかぁ…」
…?
この声…
「冬真…くっ…んっ」
舞は俺の胸に飛び込む。
俺は泣いている舞に頭を撫でる。
その男は眉をピクリとさせた。
「とう…ま?」
そいつは俺の顔をみると…
ニヤッと笑う。
「とうとう、み~っけ☆」
「おまっ…風…」
そう…
風だった。


