ガチャ…と開けると…
ベッドに横になってる沙楽がいた。
どうやら起きている様子。
私は部屋に入る。
視界には沙楽と日暮くんが映る。
「じゃ、俺行く。先輩…ゆっくりしてってください。」
そう一言、言うと
日暮くんは去ってしまった。
沙楽と二人きりになる。
私は床に座る。
「沙楽…調子はどう??」
「大丈夫かな?明日にはもういけるし。」
私は笑顔で、「そっか。」と言った。
「そーだ。鈴は忙しくてこれなかったんだけど…はいプリント。」
私が渡すと沙楽は受け取り、
近くにあるテーブルの上に置いた。
「ありがとっ」
「ううん…」
それから沈黙が続いた。
私の用も終わったし…
「じゃ、私かえ…「何かあったの?」
その言葉に私はビクッと反応した。
中腰だった私はまた腰をおろす。
「……。」
私は何も言えない。
喉が熱くて熱くて喋れないから。
沙楽は上半身が起き上がり
「黙ってちゃ分からないでしょ?」
そう言われた私は…
さっき、冬真とあった事を沙楽に話した。
ーーーーーーーーー…
ーーーーー…
「そっか…」
沙楽は目を伏せながら言った。


