極上-甘すぎ彼 Ⅱ



「ごめんなさい…私はもう好きになる人なんていない…もう愛しい人がいるから…」


それから長い沈黙が続いた。








背が私より高くなった日暮くんは

私の顔を一度見下ろすと…









「じゃ、ねーちゃんのとこ行きますか。」




さっきの話題には触れず


日暮くんは沙楽の部屋に入っていった。











…ごめんね。日暮くん。





いつも助けてくれるのに…



私は何もしてあげられなくて…












さっき日暮くん…

目に涙溜まってた…でも流さなかった…










泣きそうな顔して我慢してた…。






でも、私は多分何もできない。



だから…許してね…







私はそれから落としたカバンを持ち



日暮くんが入っていった部屋に



私も入った。