極上-甘すぎ彼 Ⅱ





ドサッとカバンを床に落ちた。




「日、暮くん……?」



私は名前を呼ぶ。









なぜか、私は壁におさえつけられる。







「やっぱり無理…我慢できないや…」






ボソリとそう言った日暮くん。








それから、私の首元に顔を埋めた。





何かされるのではないかと思ったけど


何もされない。







ただ、私の首に日暮くんの息を感じるだけだった。










「俺…諦めたはずなのにな…先輩を困らせたくなかったから諦めたかったのに…




やっぱり無理だ…」





震える声で日暮くんがいった。







ちがうよ…きっと私が困らせてるんだ…


だから日暮くんのせいじゃないよ…







日暮くんは私から離れる。






「まだ好きでいてもいいっすか?」





私の胸はトクン…となる。







ダメ…きっと私が期待させちゃうから

日暮くんは私の事諦められないんだ。






私がハッキリ言わないと……









私はまっすぐ日暮くんの目を見つめる。