極上-甘すぎ彼 Ⅱ



『先輩…辛い時はいつでも俺んとこきてくださいね…話ならいくらでも、聞きますから…。』







ーー…そうか…きっとあれだ。








「覚えてるよ。」




私がそう言ったら

日暮くんは目を細める。







「ふぅん…舞先輩は俺に会いにきてくれたのかと思ったけど…残念。

まぁ、いーよ。とにかくあがりなよ。」





私は一瞬ポカン…として

日暮くんが私の名前を呼び、我に返り







玄関へとあがる。










「お邪魔します…」


「先輩、親いないからリラックスしてくださいよ。」




私は頷いた。



それから、日暮くんが出してくれたスリッパを履き


階段をのぼる。











そういえば…



「懐かしいな…。」




私はそう言ったら…




「そうっすね。」



私が言った意味分かったのかな??










日暮くんは急に私の腕を掴む。






「ちょ……」



私はびっくりしてカバンを落としてしまう。