極上-甘すぎ彼 Ⅱ



私は何もすることができなく


ただただ…放課後を待つだけだった。

















ーー…キーンコーンカーンコーン……。








最後の授業の鐘が鳴る。








それからカバンに手当り次第に教科書やらをつめ、クラスの皆で先生に挨拶をし


生徒たちが、ゾロゾロと帰ってくる。










風くんには、「一緒に帰るか?」と言われた。

私は用事があるから。と断り
鈴からも誘われたが断った。









もし、冬真と話が終わったら
沙楽の家に行かなくちゃ……。










私はカバンを持つ。



冬真の席を見つめる。








きっともう屋上にいるだろう…。




私は止まっていた足を動かした。











ーーーーーーーーーーー…


ーーーーーーーー…









私は一段一段と階段を登る。





お腹痛くなってきたぁ…


でもそれは緊張のせいだから。








私は携帯を握りしめた。








何度もあの文を読んでいたから…







『放課後屋上で待ってる。』



その文をチラチラ見ながら……








私は屋上のドアノブを掴み、ゆっくり回した。