確か、前にもこんな事があった気がする…
あの時は二年生で…去年の事だ…
去年は、私が冬真と恋人同士なの?…
だったっけ?
今は別れてるのか…か……。
私は気まずく、そのまま聞いている事にした…
なんて答えるんだろう…
去年と同じ、冷たい事言うのかな…
そして、私は壁に体の体重をかけた。
ーーー…「別れてるわけねーし。」
「…っっ?!」
私は目を見開く。
別れてない…そりゃ本当の事…。
でも私はきっと冬真が「別れた。」って言うと思ってたから…
すごく驚いた。
聞いてた皆は、だよねー。とか言いながらゾロゾロと去っているだろう…。
でも私は一つ困った事が…
とにかく教室に入りづらい…
私は入れなく長いため息をはく。
私……まだ諦めなくていいんだよね…
それから、ため息をはく。
どうしよ…鐘鳴っちゃう。
私がオロオロしていると…
「なにしてんだか…」
低い声が私の後ろで聞こえた。
それから急に手をひっぱられ
手を引かれたまま、教室に入った。
わぁぁ…びっくりしたぁ…
私を引っ張った人は
風くんだった。
そのまま自分の席へと行く。
いや、連れていかれる。


