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「送ってくれてありがとね。」
もう私の家の前だった。
「あぁ。じゃ、俺も帰るわ。んじゃ。」
風くんは踵を返した。
私は最後まで風くんを見送ろうとした。
…え…。
私は目を丸くしてしまう。
だって…
私、もっと風くんの家、遠いかと思ってた。
でも、ちがった…
ガチャ…。
風くんは一回振り返って私にニコッと笑いながら…
私の隣の家の玄関に入って行った。
…ウソ…。
風くんの家って
私の隣の家だったの?!!
私はびっくりしすぎて、固まってしまった。
…なんで、今まで言ってくれなかったのかな……。
私はそう考えながらやっとの事、家に入った。


