こんな取り乱すのは俺的にはあまりないと思った。 …でも、ちょうどいいかな…。 今、喧嘩したら舞にじゃなくて 勉強に集中できるかもしれない。 修学旅行まで、あと一ヶ月…。 試験もあるし…。 これで、いいのかな…。 俺は空を一度見上げ、 また視線を前に戻した。 …明日…朝、舞待たなくてもいいよな。 俺はゆっくりと歩きながらそんな事を考えていた。