「なんでっ…「ほら、そこ静かに!」
なんでいれるんだよ。と言おうとしたら先生に言葉を遮られた。
「もうダメよ?あと、タイムリミットすぎてます。あなた達はもう三人でグループです。
他の皆は決まったからね。」
え…
俺が黒板を見ると…
『六班 音無 風 藤堂 冬真 綾瀬 舞。』
そう書かれていた…。
「…っ。」
俺は何も言えなく静かに一人で席に座った。
…結局、また風にとられんのかな…。
俺、また弱気になってるし…。
まぁ、舞さえ笑ってれば
それが俺の幸せだしな……。
俺は舞を見ないようずっと黒板だけを見つめていた。
ーーーー…
「「さよーならぁーっ」」
教室に響き、ゾロゾロと皆は帰っていく。
俺もカバンをもち、席を立った。
「…っ、とうまっ」
隣からそう呼ばれる俺。
俺はゆっくりと…舞の方に向く。
「なに?」
「…あの…」
そこから、舞は口を閉じた。
俺はむしゃくしゃした。
「早く言ってくんない?」
急かすように舞に向かって言った。
「お前さ。そういうのないんじゃない?」
急に舞の後ろから声がした。
それは、風だった。
教室も、もう俺たちしかいなかった。
「彼氏ならさ、彼女の話、急かさないで最後まで聞くべきじゃない?」
風は、驚くほど低い声で俺に向かって言った。
「お前に関係ないじゃん。」
「ありありだから。同じ六班だしな。」
俺の眉はピクッと動く。


