極上-甘すぎ彼 Ⅱ





「なんでっ…「ほら、そこ静かに!」


なんでいれるんだよ。と言おうとしたら先生に言葉を遮られた。




「もうダメよ?あと、タイムリミットすぎてます。あなた達はもう三人でグループです。

他の皆は決まったからね。」




え…




俺が黒板を見ると…




『六班 音無 風 藤堂 冬真 綾瀬 舞。』





そう書かれていた…。






「…っ。」

俺は何も言えなく静かに一人で席に座った。









…結局、また風にとられんのかな…。







俺、また弱気になってるし…。


まぁ、舞さえ笑ってれば
それが俺の幸せだしな……。








俺は舞を見ないようずっと黒板だけを見つめていた。








ーーーー…

「「さよーならぁーっ」」




教室に響き、ゾロゾロと皆は帰っていく。






俺もカバンをもち、席を立った。




「…っ、とうまっ」



隣からそう呼ばれる俺。





俺はゆっくりと…舞の方に向く。



「なに?」




「…あの…」


そこから、舞は口を閉じた。






俺はむしゃくしゃした。



「早く言ってくんない?」

急かすように舞に向かって言った。






「お前さ。そういうのないんじゃない?」


急に舞の後ろから声がした。







それは、風だった。



教室も、もう俺たちしかいなかった。








「彼氏ならさ、彼女の話、急かさないで最後まで聞くべきじゃない?」




風は、驚くほど低い声で俺に向かって言った。







「お前に関係ないじゃん。」




「ありありだから。同じ六班だしな。」





俺の眉はピクッと動く。