朝、四人は目覚めた。
時刻は五時半、まだ外は暗かった。
物音一つ立てずに歩く。
もう一人のメンバーが起きてしまわぬように。
そもそも、起きてしまったら意味がないのだ。

そう、今日は一月二十五日なのだから。