安「ミユウ、おはよう。」


美「………………。」


あぁ、朝が来てしまった……。


できればこのまま、

目を覚ましたくなかった。



思い出の中に、ずっといたかった。



安「無視か。調子に、のるな。」



美「アンタ、何求めてんの?こーなるの、わかってたんじゃないの?」




安「ふっ……お前はもう、俺の物だ。」



わたしは物じゃない。

お前なんか、嫌いだ。