授業を終えた私は、ドキドキしながら３年２組にやってきた。

「すみません。風間悠人さんいますか？」

っといいながら堂々と３年２組のドアをガラッとあけた。

「いるけど・・・何？」

おぉ～。いたっ！いないのかと思った。

「急で失礼なんですけど・・・一緒にお昼食べませんか？」

どーうかなぁ？

「はぁ？なんで俺が？ふざけんなよ。俺に構うんじゃねーよ！ほかに用がないならさっさと消えてくんないかな？」

えっ？！怖すぎる！

「すっすみませんでした」

私はすぐさま3年教室を抜け出そうとしたら・・・

「あっ！千尋発見！」

え？あっ！風間涼介！って千尋って呼び捨てかよっ。

「おーって何でいるの？」

「いやぁ～千尋のいる場所ならどこでも知ってる」

ストーカーかよっ！お前は。

「俺さぁ～風間の情報手に入れちゃったんだよね！ねぇ～？俺とメアド交換してくれるなら、教えてあげてもいいんだけどなぁ～」

アドレスぐらい・・・風間悠人のためならくれてやるよっ！

「・・・別に交換してもいいよ」

「おぉ～まじでっ？！やったぁ～！」

毎日スマホの電源切っちゃおうかな？

「んじゃあ、授業始まっちゃうから続きはまたお昼休みに・・・☆」

なんか風間涼介に弱み握られてるな・・・。

まぁうざいけど、涼介がいて以外と助かってるしな。

まぁ感謝なのかな？

そして授業が終わり、お昼休みになり私は涼介とお昼を食べていた。

「んで情報って何？」

「んー？あっ忘れてた。千尋とお昼食べれるのが嬉しくてさっ！」

バカじゃないの？そんなわけないじゃん。

「それはどうでもいいから！情報言ってよ！」

「もぉ～。ハイハイ言いますよ！」

ハァ～こいつと一緒にいると疲れる・・・。

「えっとね、悠人は　女が苦手なんだってさぁ～。なんか中学の頃とかに女に裏切られてそれいらい女を信じれなくなってるんだってさ」

えっ・・・！女に苦手って・・・。

「え～。女苦手って・・・風間悠人と話せないじゃん・・・」

「大丈夫だよぉ～。話し相手なら俺だっているじゃない！」

その瞬間、私は涼介の頭をぶっ叩いた。

「いったぁ～。なんだよっ！」

「涼介がロクなこと言わないからでしょっ！」

ハァ・・・。涼介には本当に呆れる。

「あっ！俺も１個情報持ってたんだっ！」

「えっ？！まじでっ？！」

やるじゃん！涼介！

「えーとね悠斗は双子の弟がいるって聞いたけど・・・？」

えっ？！そーなのっ？！今まで追っかけてきたけど、そんな情報聞いたことないなぁ～。」