気持ちのいい鈴の音が小さく響いた。店員さんに促されテーブルに着き店員さんに椅子を引かれ座る。 「ね、ここの喫茶店素敵だね」 わたしが結衣ちゃんに小声でそう言うと、優しく微笑んでくれた。 「ご注文がお決まりになりましたら、そちらのボタンを押してください」 一礼しキッチンに戻っていった。注文が終わり、飲み物が届くと結衣ちゃんは驚くことを口にした。