先輩と私と。

まぁ、仕方ない。


多分覚えてない、あの人。


楽しいから、いいや。


「なぁ、石上」


「ん?何?」


「耳、貸して」




ヤマキ君。


耳で囁かれる。


エロいこと。


「バカ!何言ってんじゃボケ!」


「だって女子、お前しかいないし」


「だからって!」


「こういうのは女に言わないと面白くないんだよ」


はぁ...


もう。


やめて欲しい。


重田先輩にだってやれよ。