先輩と私と。

「でかっ!!」




「ここ...上るの?」



「そう」



目の前に広がるハンパない階段。




頂上が見えないぞ、おい。




「上ろ!!」



「はぁ~」



ため息を聞きつつ、


階段を上り始めた。



「1,2,3,4...」



数えだしたり、



「笹浦、おんぶ」



「マジ無理」



なんてふざけてみたり。