迷うことなく目的地へと着く。
お前はまだ眠ったままで。

気持ち良さそうに眠るお前を起こすことも出来なくて。

しばらく、俺はお前の寝顔を見ていると、

窓から無数の流れ星が見えた。

流星群が来るってほんまやったんやなぁ。

俺はお前が起きないようにそっと、車からでる。

空気は冷たくて、澄んでいる。

首が痛くなるほどに首を上げて。