すると、りりこは不思議な顔をして首を傾げて言う。
「アザなんてできてないじゃん。」
りりこの言葉を聞いて私は改めて右手を見た。
右手はやはり少し黒くなっている。
私はもう一度りりこに右手を見せた。
「ほら、ここが…」
キーンコーンカーンコーン…
私が黒くなっているでしょ!っと言おうとした時チャイムが鳴った。
「あっ!チャイム鳴ったね。じゃあ、あとでー!」
と、言いりりこは席に戻って行った。
私も仕方なく教科書を直し始めた。
その時、川梨くんが私の右手を見ていた。
やっぱりアザできてるよね、りりこの見間違えか。
そう思い今日1日を過ごした。
