異世界のお姫様


「すずりん!何番だった〜?」

ナイスタイミングでりりこがやって来た。

「私、19番だよ!ベスト席!」

私がそう言うと、りりこが固まった。

「私、32番なんだけど…」

りりこに言われ私は黒板で32番の位置を確認する。

えっと、32番は廊下側の1番前だ。

ん?廊下側の1番前⁉

「メッチャ遠いじゃん⁉」

「まっ!決まっちゃったものはしょうがないし。休み時間なったら話せるし!」

りりこは吹っ切れたように言う。

しょうがないけど、ヤッパリ近くが良かったよ〜。

はーーやっぱついてないかも…

「それじゃあ、また後で。」私たちはそう言って席に向かった。