「…!…い!…おい!」 誰かが呼ぶ声が聞こえる。 私はゆっくりと目を開けた。 「おい!大丈夫か⁉」 するとそこには慌てる川梨くんがいた。 「かわ、なしくん?」 どうしてここに。 「おまえが何か思い出したか聞いてみようと思って電話したけど出ないから、家に行ったら倒れてたんだよ。」 そうだ私、異世界の記憶、思い出したんだ! 「川梨くん!私、思い出したよ‼」 私がそう言うと川梨くんは、 「そうか…」 と、小さく呟き私を抱き寄せた。