異世界のお姫様


私の言葉を聞くと川梨くんは、

「やっぱりか…」

と、小さく呟き、続けて確信した様に言った。

「おまえは異界者だ!」

いかいしゃ?

キョトンとする私に気にせず川梨くんは続けた。

「地球の他に異世界という国があるんだ。その国に住む者の事を異界者と言うんだ。異界者は何か用事があって地球にやって来る事がある。異界者は地球にやって来るために姿などを変える必要がある。だから一旦異世界の記憶が消えるんだ。しかし普通は2、3日で記憶は戻る。だけどたまに記憶が戻るのにやたら時間がかかる困った奴がいるんだよ。」

川梨くんはそこで一旦一息着いて次に私をビシッと指差して言った。