今日の学校はざわざわしていました。

何をしているのか、私は悟りました。

私をいじめる準備です。

いつもはクラスメートだけだったのに。

今日はこんなにたくさんー・・・。

クラッとしました。

いつもクラスをし切っている女子の声が聞こえてきました。

「しらばっくれないで! あんたは小山桃愛。ばぁか。記憶もなくしちゃったの? どこまでもくさってるのねーっ?笑」

え?

記憶がないー・・・?

私はパーカーのフードを深くかぶって、その場を通り過ぎました。

それで全て謎が溶けました。

昨日のピーチさん。

いじめられていたんです。

私に間違われてー・・・。