…バチン 鈍い音が公園に響いた。 えみの気持ちに気づけなかった。 けど許せなかった。 私たち恋か友情かどちらかしか選べない薄っぺ らい関係じゃなかったはずなのに… 確かに言いにくいかもしれないけどえみが言っ てくれればしん先輩のことは諦めたよ しん先輩以上にえみのことが大好きだから なのに…なのに