まっすぐに君を想うの。

立ち止まったと思った時、私はドンっと押されて体育倉庫の冷たいコンクリートの床に思いっきり尻もちをついた。


「お前さぁ、調子乗ってねぇ?」

「ちょっと中西に優しくされたからっていい気になってんじゃねぇよ」

「いつも地味なくせにマジで目障り」


3人から次々と言葉のトゲが降りかかり、私の全身に刺さっていく。


「いつまでも黙ってないで何とかいえよ!!!」

板倉さんがそう言って私のお腹あたりに力任せに蹴りをいれた。

私は今まで感じたことのない強烈な痛みを感じ、思わずうっとうめいた。

まるでそれが合図のように3人から暴力を振るわれた。

同じ女子とは思えないくらいのものすごい力で。


私、この人たちに何かした?
中西くんとちょっとでも一緒にいたから?
それが気に食わなかったの?
そんな理不尽な理由でこんな目に合わなくちゃいけないの?

その時、ピタッと彼女たちの手足が止まった。
不気味な笑みを浮かべるとどこかへ走って行ってしまう。

どうしたんだろう?

けど、なんだかこれからもっとひどいことが起こりそうな予感がして、身震した。