彼と一緒に教室に入ると、みんな一斉にこっちを見ていろいろな表情をしている。
けど彼は、そんなみんなには目もくれずスタスタと自分の席に着く。
私も気にせずに座った。
すると、クラスの女子の1人が、
「あ、佐藤さん、さっき先生が探してたよ」
と言っていたので、また頼まれごとだと思った私は職員室に向かった。
私が出て行った瞬間、みんなが彼に話しかけていた声がかすかに聞こえた気がしたのは気のせいかな。。。
失礼します、と挨拶をし、担任の先生の机に向かうと案の定。
クラスの人数分ある新しい数学問題集。
次の授業で使うから運んでくれ、ということだった。
私はとてつもなく重たい問題集の束を抱え、危ない足取りで廊下を歩いていた。
すると急に。
私の腕にかかる重みが軽くなる。
「あんたまた無理して…」
彼だった。
問題集の3分の2を意図も軽々と持つと、目を合わせずにそう言った。
私は彼の優しさに…“ときめき”という感情を覚える。
「あ、ありがとう…」
普通に言えていたはずのこの言葉さえ、口にするだけで精一杯…。
けど彼は、そんなみんなには目もくれずスタスタと自分の席に着く。
私も気にせずに座った。
すると、クラスの女子の1人が、
「あ、佐藤さん、さっき先生が探してたよ」
と言っていたので、また頼まれごとだと思った私は職員室に向かった。
私が出て行った瞬間、みんなが彼に話しかけていた声がかすかに聞こえた気がしたのは気のせいかな。。。
失礼します、と挨拶をし、担任の先生の机に向かうと案の定。
クラスの人数分ある新しい数学問題集。
次の授業で使うから運んでくれ、ということだった。
私はとてつもなく重たい問題集の束を抱え、危ない足取りで廊下を歩いていた。
すると急に。
私の腕にかかる重みが軽くなる。
「あんたまた無理して…」
彼だった。
問題集の3分の2を意図も軽々と持つと、目を合わせずにそう言った。
私は彼の優しさに…“ときめき”という感情を覚える。
「あ、ありがとう…」
普通に言えていたはずのこの言葉さえ、口にするだけで精一杯…。

