まっすぐに君を想うの。

けど…
学校へ行くわたしの足取りは重い。

私は…自分でいうのも変だけど成績はいつも学年で1位だった。

それでいて、なんか責任感があって仕事が丁寧みたいな自分だと疑問符が浮かんでくるような変な理由で学級委員も務めている。

おまけに、わたしの学校は3年間クラス変えがない。

だから1年の時に決めてしまおうということになった2年の学級委員もクラスの大半が私を推薦して、私は2年連続で学級委員をすることになったのである。


学級委員をやることはそれほど苦痛ではなかった。
ただ、今のクラスが嫌だった。

実は今、私のクラスはひどい状況だった。
授業中に先生と大げんかになり暴言を吐いて帰ってしまう生徒。
物事の分別がつかない人が多すぎるのだ。

今まで何度も“上辺だけの”話し合いが行われた。
それでも改善しないクラス。

2年生…中だるみと言われるこの時期。

これからもっとひどくなったらどうしようとか、考えが悪い方へ悪い方へと転がって行く。