あれ?
デンゼル・ワシントンって
こんな人でしたっけ?

いつの間にこんなに貫禄出て老けた?
ちょっと太った?

凄腕パイロットのデンゼルさんは、飛行機の故障にも負けず、まぁ何人か命を失いましたが、大勢の乗客の命を救ったスターです。

大したもんです。ヒーローです。

でもこのヒーローはアル中でした。
飲むは飲むわ。
もちろんアルコールが検出されて

ちょっと
これってさぁ
飛行機が壊れてたんじゃなくて
パイロットが酒飲んでたんじゃネーの?

そんな疑惑が湧いてきます。
でもそれを必死で嘘こいて、乗りきろうと弁護士と友達と手を組んでガンバルンバですが。

もうね
人間的にダメなデンゼルさん。

酒があったら手が伸びてしまう。
奥さんと子供には捨てられてます。

罪と罰。
ウソついたら助かるけど

もう弱いのよー。

ラスト近くの大切な評議委員会の前の日も
酔っぱらってぐちゃぐちゃになって
コカインやって目を覚ますというヤツです。

そしてラストは
やっぱハリウッドですね。

納得もの。
そして
この展開で最後の最後は感動モノ。

デンゼルさんが悪い奴なのに
しっかり丸め込まれた気分。

飛行機パニック物ではありません。

人間ドラマです。
重いです。
けっこう嫌な気分になりますが
ラストは丸め込まれてスカッと感動。

でも
こんな男は嫌だ(笑)