名作と私は思う。

じわじわと名作。

美少女コンテストに補欠で入った女の子の為に、家族がおんぼろのワゴン車に乗って会場まで行く映画。

その家族がワケありで
堅物の仕事人間の父
夫とケンカが多い母
パイロットになるまで口を利かない兄
ゲイで自殺未遂を起こしたおじさん
エロ気味でジャンキーの祖父

でも女の子は憧れの美少女コンテストに出れるという事で大喜び。
女の子役の子が可愛いです。
いや
美少女コンテストのレオタード姿は、おなかぽっこりで分厚い眼鏡でかけてるけど、とっても魅力的。

この女の子
キャサリン・セダ・ジョーンズの【幸せのレシピ】とか【サイン】にも出てました。【ゾンビランド】にも出ていたとか…あれ、観てるはずなのに覚えてない。

話をもどして
リトル・ミス・サンシャイン

脚本がいいのかキャストがいいのか
みんな
色々悩みを抱えているけれど
それでも家族っていいなって感じる映画。

温かくて優しくて
じんわりきます。

ラストの美少女コンテスト
アメリカの美少女コンテストって、化粧してアピール抜群。
そんな中で
素直なぽっちゃり少女が出るけど、みんな心配。
だって場違い。

それでも夢を叶えて
出ようとする少女。
個人でのアピールタイムではおじいちゃんと練習していたダンスで勝負。

「おじいちゃんに捧げます」みたいな、しおらしい感動的なセリフを言ってからのダンスは……じーちゃん。そんなエロダンスを孫に教えてたのかで爆笑。

会場で大ひんしゅく
さて
それからどうなったか……。

楽しくてホロリときて
何というのか
地味ですが温かい映画でした。