【騎士団長殺し】上下巻

村上春樹さんのベストセラー。

入り込むまで時間かかり
上巻の中盤まですんごく読むの遅かったけど、もう入り込んだら先が気になって気になって、寝不足になりながら読みました。定番の面白さ。評価は様々だけど、この先どうなるんだろう、どうやって落ち着くんだろうって気持ちにさせてくれて、手が止まらなくなってしまった。

内容としては
奥さんと離婚した肖像画描きの男性が、親が有名絵描きである友人の別荘に住ませてもらい、細々と暮らしていたら、そこの屋根裏部屋から一枚の絵が出てきて、それが『騎士団長殺し』の絵であり、外国の設定を日本画として描いている一枚であり、その絵を屋根裏から出してきた辺りから、妙な事が色々と起きて来て、色んな伏線が絡み合ってもがいてしまうというお話で。

不思議なお話なんですよね。
ありえないお話も
お話だからありえるお話で
素直にスッと入り込んでみると
すんごく不思議な面白い世界が見えるという村上ワールド。

伏線が好きなので
先が気になり楽しんだ気がします。