昨日観てきました。
久々の映画館ですわ。
カルピス桃味は美味しいけれど甘かった。

トム・ハンクス主演
イーストウッド監督。

実話を元にした映画です。

パイロット歴は40年。
プロの機長のトムさん。

いつものようにトムさんが飛行機を離陸しようとしたら、鳥がぐわーっと飛んできてエンジンを壊してしまう。
鳥最強!
飛行場に戻ろうとしたけど戻れず、ハドソン川に着水したら全員生存。

すごいよトムさん!ありがとうトムさん!
あんたは英雄さ!

ってなるんだけれど

あれ?これってさ
もしかしたら
戻れたんじゃない?
機械でシュミレーションしたら戻れたじゃん。

そんな意地悪な事を言われて
心が揺らぐ映画です。

イーストウッド監督さんだからか、マスコミとか騒いだりしてるけど全体的に落ち着いてる雰囲気で、落ち着いているからこそトムさんの内面の苦悩がジワジワこちらに迫ってきます。

これでよかったのだ
自分は間違ってはいない……って思いながら、説明できないウヤムヤが自分を襲ってしまう。

パニック映画になる可能性が高いけど、あくまでも人間ドラマです。
飛行機の着水はラストの方で迫力ある画が迫ってきます。
乗ってる人達も少し描いてます。
さりげなーく出すのがまたいいんですわ。

しずかーに色々と出してくる監督さんですよね。

最後の最後でトムさんに話す評議会の女性の言葉に、全て詰められてます。(この女性はたしかブレイキング・バッドの奥さんだった気がする)

シュミレーションと人間は違います。
ゲームの世界とリアルは違います。

救助隊もカッコよかったですねー。さすがアメリカ。

いかにも
ヒーロー大好きなアメリカ映画でした。