ピエール・ルメートルさんの本。

順番的にどうなのかな。

『その女アレックス』

このミステリーがすごい!ランキング一位の本で、ミステリー好きな方ならご存知なお話。

アレックスさんが監禁されて弱ってしまって、頑張れアレックスさんだったのに……方向性が変わってくるお話。
主役の警部のキャラが素晴らしい。

『悲しみのイレーヌ』

アレックスの続編……というか、その前のお話ですが
本当に悲しみで救いがないので
面白いけどおススメしずらいかもしれません。
幸せになってほしい人が幸せを手にしそうな時に、全てを失うお話なのでメンタル弱い時は読むのをやめましょう。作品は最高でした。

『死のドレスを花婿に』

好きなお話です。面白い。
最初からどうなるのかなって感じで
主人公はごくごく普通の生活をして結婚したはずが、時々記憶がかすんだりぼんやりしてしまいます。
あれ?こんなメールを送信した思いはない
あれ?どこに置いたっけ?
あれ?こんな記憶はないのだけれど……あぁ私ってどうしちゃったの?どうすりゃいいの?
でも大丈夫。優しい夫がおります。
でもその優しい夫は……そして彼女は……。
面白かったです。

『天国でまた会おう』上下巻

もう終わりそうな戦争だったけど、手柄が欲しい悪い上官が仕組んだたくらみによって、顔に大けがを負ってしまった男とその男に助けられた男。ふたりは大きな詐欺を計画する。
色んな人が関わりながら苦しくなるような作品。

ひとりの海外の作家さんに夢中になったのは、リンカーン・ライムシリーズのジェフリー・ディーヴァーさん以来です。
意外な展開が広がって楽しめます。
伏線もありますし。

でも切ないっす^^;