「なによ、笑いたいなら笑えばいいでしょ」 顔を拭かれながらそう言った途端、大声で笑い出す絢斗。 「ぎゃっはははは!!まったく、礼儀がなってないんだから・・・・・って何キャラだよあやか!!なぁ!!」 ご丁寧に髪をかきあげる仕草まで再現してくれた絢斗。 今度は大笑いしながら床をのたうち回っている。 「ふふふふふ」 「あっははは・・・・・は、あ、待ってあやか」 「ふふふ、待たない♡」 「ギャァァァァア!!」 絢斗のすねに、本日2度目の辞書の角がクリーンヒットした。