私の彼氏は頭のネジがブッ飛んでるらしい。

 
「・・・・・・は?」




突然言われたその言葉に、私の口からはそんな間抜けた声しか出てこなかった。




俺と君とのお城を作ろう?は?




「えっと、どういう・・・・・」




すると竹下絢斗はモジモジし始めて、顔を赤らめながら、




「つまり、その、け、結婚したいです」




と言った。




いやいやいやいや!!!!




「結婚!?いくらなんでもぶっ飛びすぎでしょ!!結婚の前にいろいろすることあるでしょ!?」




そういうと、竹下絢斗はピンっとひらめいた顔をして、




「あ、そっか!式場予約!」




と言った。