「あや?たけ?」 そういいながらドアの方に視線を向けると、そこには竹下絢斗の姿……………と、後ろには数名の女子達。 「…………はるかさん」 ガシッとはるかの肩を掴んでドアの方に背を向ける。 「…………緊急事態です、はるかさん」 「うむ、状況からしてわかる」 「どうしましょう、やっぱりあの私の言葉が原因ですかね」 「うむ、そうとしか考えられないな」 「これは、校舎裏呼び出しパターンでしょうか」 「うむ、健闘を祈る」 「………はるかさん、」 「いってらっしゃい」