しまいには 「輸血!?輸血が必要なのか!?お前何型!?俺A型!!!」 なんてことも言いだしている。 あほか。 「いやー、あれほど残念なイケメンは見たことないわ」 頬杖をついて海人君を見ながらはるかは言った。 「うん、私も。なんであぁなっちゃったんだろうね」 「さぁ。どうせ“俺は異世界から来た使者。人間を守るために地球に来た”とかいう設定なんじゃない?」 うわぁ、イタイ・・・・・イタすぎる。 もはや苦笑いしか零れない。