大河の声に反応して、パパが部屋から出てきた。 「ごめん。不安にしたな…。後できちんと話そう」 ママとパパは仲直りしていた。 「大河、薬と吸入器とってきて!椿は?」 パパが私のところに来てくれた。 「彼方さん、椿の事は俺に任せてください」 夏輝がパパに言ってくれたけど、パパは戸惑っている。 「でも…「大丈夫です。彼方さんは奏さんをお願いします」 パパは頷くとママ方に戻っていった。