「トム・ヤム・クン」をやっと見た。


「マッハ」でやや有名になった俳優、トニー・ジャーの主演映画だ。


いやいや、よかった。


密輸組織に奪われた象を取り戻すために、主人公が暴れまくるというシンプルなストーリー。どかどか展開してゆくのが気持ちいい。トニー・ジャーのアクションは相変わらずすごかった。映像であのカポエラを見れたのもうれしかったし、タイの映画がならではのどこか天然な味わいも楽しかった。


しかし何より感心したのは、象の芝居である。どうやって教えたのか、この映画に登場する象は演技がうまい。なにしろ、悪党に吹っ飛ばされて、ガラス戸を突き破るというアクションまでこなしているのだ。象が!
楽しい映画でした。