びっくりしたのは、このエッセイが書かれた当時、作者はある病気に悩まされていたということだ。


ナルコプレプシーという病で、毎日酷い幻覚を見てしまうそうだ(「狂人日記」というこの作者さんの自伝的小説に詳しく書かれてます。マジでとんでもないです)。


阿佐田哲也さんは、毎日幻覚を見てしまう精神状態で、ユーモアエッセイを連載していたのである。


スゲーッ!!阿佐田哲也さんスゲーッ!!と思わされた一冊でした。