バットマンは、ゴッサムシティの人々を犯罪から救っているが、その動機は復讐心である。幼い頃に、両親を強盗殺人犯に殺された暗い過去が、彼をバットマンに変えた。バットマンは、怒りと憎しみで戦っているのである。そして、それがある悲劇を生む。


「ダークナイト」は、一見光だと思われる正義にも、闇が潜んでいることを教えてくれる。


ああ、これは、リアルだな、と思った。


正義には、闇が潜んでいる。


自分は正しいと言うやつは、自分以外は間違っているという闇的な考え方を背負いかねない。


あのいじめ事件に過剰反応していた奴ら。


あのひと達なんかは、正義という闇のいい例だと思う。


「ダークナイト」のバットマンは闇の騎士として、己の正義がもたらした闇と向かい合うことになる。


そして、向かい合ったバットマンがどのような行動をとるのか。


そこを描いたのが、今日見た続編の「ダークナイトライジング」なわけです。


以上を踏まえたうえでの、見終わった感想が、「いやあ、本当に面白かったあ。」です。
うふふふふ、オススメです。