溺愛協奏曲

会場にはいるやいなや突き刺さるようなみんなの視線



ここは体育館かと思うくらい広い会場は紛れもなく蓮の住んでいるお屋敷




一面に畳が敷かれ何十人という組員さんと上座には蓮のお父さんである組長さんが座る




蓮に抱っこされたあたし達が姿を現すと口笛を鳴らしたりひやかしたり・・・




は・・・恥ずかしすぎる



間近にある蓮の顔を見つめればそんなのお構いなしで・・・



あたしを抱っこしたまま膝の上に座らせた




「//////れ・・・蓮、普通に座りたい」




「あ?普通だろ、何か問題あるか」




い・・・いや問題ありありでしょ?



皆の視線が痛いしなにやら前方からは黒いオーラが見えるし



なにげなく正面を見れば見覚えのある顔・・・・



「お・・・・お父さん!」





「蓮、お前いい度胸してんな?ガキのくせに盛りやがって・・・

いい加減莉子離しやがれ!まったくいっちょまえにキスマークなんか


つけやがって俺の娘におかしなことするようならいくらおまえでも容赦しねえぞ」




あたしの姿を見るなりブチ切れたお父さん



蓮を見るなり胸倉をつかんで今にも喧嘩を始めそうな空気



宥めるのに苦労して蓮のお父さんの一声でやっとパーティは始まった




キスマークって?どういうこと?疑問が渦巻いたまま退院祝いと称する宴会は遅くまで続いた