私も蛍につられて店内を見回す。 すっごく甘い香りが鼻をくすぐる。 「あーーーーーーーーーーッ!!!!」 「ちょ、蛍! 大きい声出しちゃダメだよ」 「いや........だって........」 私も蛍が見ている方向に視線をうつした。 「あーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」