残ったのは 間抜けな俺と 緋色の傘 (…俺、この傘さしてかえんの?) 旗から見たらただの変人であろう その姿を思い浮かべたが、 せっかくの好意を無駄にする わけにもいかないので 不似合いな傘をさして 帰っていった