綾瀬取り扱い説明書

すると宰は何か思い出したように歩みを止めた

『し…しまった…俺、由実ちゃんに呼び出されてたんだった…』

青ざめた顔で下駄箱とは反対方向へ走ってく宰

はぁ…と溜め息をつく

(今日はなんか騒がしい1日だったな)

なーんて思いながら

俺はそのまま下駄箱へ