****************************** 『....もう、絶対お化け屋敷なんて入らない!』 号泣しているあたし。 『楽しかったけど?』 ケロッとして答えるのがまた悔しい。 『もうっ!ちょっとお手洗い行ってくるねっ』 お化け屋敷の怖さで若干キレ気味になってしまった。 ほら........化粧くずれたからね? 直しに行かなきゃ。 『高城っ、気をつけてね?男には。』 『うん!』 西島くんを一人にして、あたしはお手洗いへ向かって走った。