『しょーがねーなー。じゃ、雫ちゃんの分まで働いてくっかな』

けのびをしながら言った


『えっ、大丈夫だよ?』

『いや、帰んな。』

心配してくれてるのはわかるけど....


『僕は先に行きますからね。』

そう言って厨房へと向かった和也くん


『....オレ、いちおさ、今日雫ちゃんにふられてんだよ?だからさ....』

目線を泳がせながら言ったのを見て、やっと気がついた。


さすがに、気まずいよね?

『........じゃあ、帰るね??』


『おぅ。バイバイ』